「ジャパンライフ元会長招待? 首相答えず」

f:id:amamu:20051228113059j:plain

以下、朝日新聞デジタル版(2020年1月27日)から。

ジャパンライフ元会長招待? 首相答えず
 オーナー商法で行政指導を受けたジャパンライフの元会長が勧誘に「桜を見る会」の招待状を使っていたとされる問題。安倍晋三首相は元会長を招待したかどうか問われたが、「個人に関する情報」だとして答えなかった。

 国民民主党大西健介氏が「本人が『招待された』と言っている。自ら公開している人に、なぜ『個人に関する情報だから回答できない』と答弁するのか。回答して困るのは、招待された人ではなくて首相自身ではないか」と追及。だが、首相は「個人の言動を踏まえて政府として明らかにすることは、考えていない」として答えなかった。

 首相はまた、ジャパンライフの元会長との関係については「多人数の会合で同席した可能性は否定しないが、1対1でお会いしたことはなく、個人的関係はない」と述べた。

16:15
法定上限超える報酬、今井氏「資金が潤沢だったから」
 「どうしてお金を払えたかといったら、これだけのお金をもらえたからですよ。資金が潤沢だったからではないか。結果的に自民党がたくさんのお金を渡したことが、こういう事態を招いたのではないか」

 自民党河井案里参院議員(広島選挙区)の陣営が昨夏の参院選で車上運動員に法定上限を超える報酬を支払ったとされる疑惑をめぐり、野党統一会派今井雅人氏(無所属)は安倍晋三首相が疑惑の原因を作ったのではないかと追及した。党本部が河井氏陣営に1億5千万円もの資金を提供したからこそ、このような選挙違反疑惑を招いたという理屈だ。

 首相は「私は案里氏だけでなく、全国の候補者の応援をしている。広島選挙区で(河井氏と自民現職の)どちらか一方に肩入れしたということではない」と反論。「さまざまな指摘について、それぞれの政治家が自ら襟を正し、自ら可能な限り説明責任を果たすべきものだと思う」と述べた。

16:15
河井案里議員に秘書応援、首相「私の指示」
 自民党河井案里参院議員(広島選挙区)の陣営が、昨年の参院選で党本部から1億5千万円の資金を受け取った問題に関連し、安倍晋三首相は「私の秘書が、私の指示によって広島に応援に入ったということだ」と述べ、山口県の地元事務所の秘書が河井氏の選挙を応援したことを認めた。

(後略)