「有名人の政治発言、米国では普通 攻撃多い日本との違い」

 

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 以下、朝日新聞デジタル版(2020年5月18日 11時30分)から。

 

 政府の判断で検察幹部の定年延長を可能にする検察庁法改正案について、俳優やミュージシャンが「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグをつけて抗議の思いをツイートし、話題になりました。ツイッター上では賛否が分かれています。一方、米国では有名人の政治的発言は珍しくありません。米国の有名人が臆さずに自分の政治的信条を語れるのはなぜか。米在住の映画評論家で、米国の政治や芸能に詳しい町山智浩さんに聞きました。

 ――日本で有名人が「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグをつけてツイートしたら、賛否が分かれて話題になりました。感想を教えてください。
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町山智浩さん

 これまでにも「#MeToo」ムーブメントなどでも芸能人の方の発言はありました。しかし、今回は、芸能人の発言に対しての攻撃があまりにもひどいので驚きました。歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんのツイートではファンが論争になり、削除する事態になりました。女優の水原希子さんのツイートには民族差別的な攻撃が集中しました。

 

 (後略)

 

 (聞き手・竹花徹朗)