以下、朝日新聞デジタル版(2020年6月4日 10時41分)から。
ミネソタ州司法当局は3日、すでに起訴されていた元警官のデレク・チョービン被告(44)=懲戒免職=の罪名を、第3級からより重い第2級の殺人罪に変更した。また、同じく免職となった他の3人の元警官について、第2級殺人の幇助(ほうじょ)罪で起訴した。これにより、現場にいた4人全員が罪に問われることになった。
エリソン州司法長官は、今後も徹底的に捜査すると宣言した。当局としては素早く事件を処理することで事態の沈静化に努めたい思惑があるとみられるが、全米に広がったデモが落ち着くかは見通せない。
(後略)
(ニューヨーク=藤原学思)