「警官が黒人男性射殺 地元で知られた講演家、米テキサス」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/10/7 10:23)から。

 米南部テキサス州ウルフシティーで黒人男性が白人警官から射殺される事件があり、州公安当局は5日、警官を殺人容疑で逮捕、同罪で起訴したと発表した。米国では黒人に対する警官の武力行使が大きな問題となる一方、同様の事件が相次いでいる。

 発表によると、ショーン・ルーカス被告(22)は3日午後8時半ごろ、けんかの通報を受けてガソリンスタンドに駆けつけ、その場にいたジョナサン・プライスさん(31)を拘束しようとしたが抵抗された、という。

 プライスさんが現場から立ち去ろうとした際、ルーカス被告はスタンガンの一種、テーザー銃を使用。さらに拳銃で撃ち、プライスさんは搬送先の病院で死亡が確認された。プライスさんはルーカス被告に対して脅威を与えるような姿勢は見せなかったという。

 州当局は6日の声明で、「客観的に見て、一連の行動が合理的だったとは言えない」との判断を示した。警官の弁護士は取材に「プライスさんがテーザー銃を奪おうとしたため、ルーカス被告は州法に沿って発砲したにすぎない」とした。

(後略)

(ニューヨーク=藤原学思)