「バイデン氏「明らかな過半数を得て勝つ」 勝利宣言せず」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/11/7 14:02)から。

 米大統領選の開票が続くなか、民主党のバイデン前副大統領は6日夜、地元のデラウェア州ウィルミントンで国民向けに演説を行った。「まだ勝利宣言はしない。しかし、数字ははっきりと物語る。我々はこの選挙で、明らかな過半数を得て勝つ」と述べ、勝利に強い自信を示した。

 バイデン氏は約7分の演説で、「24時間前にジョージア州でもペンシルベニア州でもリードを許していたが、今は先行している。ネバダ州でもアリゾナ州でも勝っている」との認識を示した。当選に必要な選挙人数の270人を超え、「300人を超えようとしている」とも語った。

 バイデン氏はまた、新型コロナウイルスへの対応や気候変動、人種差別などの問題をあげ、「人々は分断されるのではなく、一つにまとまることを望んでいる。同じままでいるより、変革を選んだ」と語り、米国民を結束させると約束した。一方、共和党トランプ大統領が「郵便投票の不正」などを主張し、票の集計停止を求めたことをめぐっては「民主主義は機能している。あなたの票は数えられる」と強調した。(フィラディルフィア=渡辺丘)