「ブルース・スプリングスティーン、米大統領就任記念コンサートで「希望と夢の国」を歌う」

以下、Rolling Stone Japan配信(1/21(木) 17:30)より。

2021年1月20日夜に全米で放映された、ジョー・バイデン氏の米大統領就任を記念する特別TV番組「セレブレーティング・アメリカ」。オープニングにブルース・スプリングスティーンが登場し「Land Of Hope And Dreams」(「希望と夢の国」)を披露した。

番組はワシントンのリンカーン記念堂に立つスプリングスティーンの姿で幕開け。彼は”アメリカはこうあるべきだ”というメッセージを込めた「Land Of Hope And Dreams」を歌った。スプリングスティーンは出演後、自身のTwitterで歌詞の一節を引用してこう投稿している。

Leave behind your sorrows
Let this day be the last
Tomorrow there’ll be sunshine
And all this darkness past
Big wheels roll through fields where sunlight streams
Meet me in a land of hope and dreams

(※日本語訳)
おまえの悲しみはここに残して行こう
過去とは今日が最後に区切りをつけよう
明日になれば太陽が輝き
闇はすべて過ぎ去っている
大きな車輪が進む
太陽の光射す草原を
さあ行こう 希望と夢の国へ

「Land Of Hope And Dreams」は1999年にEストリート・バンド再結成後、彼らのテーマ曲のようにブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのライブでずっと歌われ続けてきた曲。スタジオ・テイクは2012年のアルバム『レッキング・ボール』に収録されている。ジョー・バイデン氏は大統領選挙勝利後の11月7日に国民に向けて演説する際に、スプリングスティーンの「We Take Care Of Our Own」とともに登場。スプリングスティーンは2009年のオバマ大統領(当時)の就任記念コンサートにも出演していた。

「セレブレーティング・アメリカ」はトム・ハンクスが司会を務め、ほかにはジョン・ボン・ジョヴィヨーヨー・マジャスティン・ティンバーレイクフー・ファイターズジョン・レジェンドケイティ・ペリーなどが出演。

スプリングスティーンは2020年10月に最新アルバム『レター・トゥ・ユー』を発売。全世界11カ国で初登場1位を獲得している。

Rolling Stone Japan 編集部