なんといっても、お昼が楽しみ

 漕いで漕いで、シーカヤックを楽しんでいると、楽みにしている昼食の時間になった。薄いクリーム色の砂浜にカヤックを上陸させ、食事の支度をする。ガイドのパニアが砂浜に敷布を広げて、ランチを取り出す。ターキーのサンドイッチである。メルボルンの若夫婦のリンはベジタリアンらしく、そのことをパニアは聞いていなかったと謝っていた。紅茶もコーヒーも、少し甘いクリームつきの果物まで、ふんだんに出てくる。ボールに入った果物入りのクリームをおさじで鳴らしながら食べる。運動をしたあとの甘いデザートは最高だ。