ビーフシチューをつくってみた

 アレックスもジュディもおらず、私がつくる料理だから、ニュージーランド風ではないし、日曜日の夕食の調理は簡単に済ませるのがこちらの常識らしいので、にんじんがたくさん残っていたから今日はビーフシチューだけ作ってみた。
 シチュー用というよりはダイス切りにしたステーキ用の感じだが、700gで10.58NZドル(約741円)の牛肉を使い、にんじん、じゃがいも、マッシュルーム、たまねぎ、トマトで、作ってみる。セロリが欲しいところなのだけれど、あいにく切らしている。仕方がない。セロリなしで作ることにしよう。
 ジュディの台所の電気式のレンジは、初めての外国滞在であるサンフランシスコのときよりお馴染みのヒーター部分が渦巻き型の電気式のレンジだが、こいつの難点は、火加減がむずかしいことだ。とくに炒め物をするときなど、火加減がやっかいなのだが、シチューならなんとかなるだろう。
 香辛料がたくさん並んでいるが、よくわからない。オレガノと黒コショウ、塩、コショウを中心にして、あとは適当に入れればなんとかなるだろう。そうだパセリを忘れてた。確か庭にあったはずなのだが、今日はまぁいいや。パセリなしで行こう。アク取りに時間をかけて、塩・コショーで味をととのえて出来上がり。
 モートンエステイトの白ラベルのシャルドネのワインを開けて、サラダをいただき、ビーフシチューをいただいて、残り物のチャーハンでしめた。
 料理は段取りが大切で、まだ慣れていない点があるのだけれど、料理はなんとかなりそうだ。ただし作りすぎて、同じものを食べないといけない点が難点だ。一人暮らしはこの点がいけない。それでも大型フリーザーで固めておけばいいんだどね。