男子トライアスロンでニュージーランドが金・銀独占

 やったね。トライアスロン男子で、ヘーミッシュ=カーター(Hamish Carter)が金メダル、ビバン=ドクティ(Bevan Docherty)が銀メダルと、ニュージーランドが金と銀を独占。これが、よく遊んでいるニュージーランドのキーウィの底力だろう。
 女子のダブルスカルも、女子の自転車競技もそうだったけど、今回のトライアスロン男子も、みなニュージーランド人は、自然体でスポーツをやっている。なんというのか、根性路線がない。ひょうひょうとしているというのか、好きなスポーツをやっているうちに、メダルを取ってしまったという感じだ。もちろん、スポーツだから勝ち負けがあり、競技者にとってはプレッシャーもものすごいものがあるだろう。ヘーミッシュ=カーターは、前回取りこぼしているようだから、なおさらだ。だからメダルを取った時は、ひょうひょうどころじゃなくて、とても嬉しそうだった。それでも、あくまでもこれはイメージだけれど、ニュージーランドの広く遊んでいる層から、ひょいと登場したアスリートという印象があるのである。