ケバブは昼飯にちょうどいい

 ポスタルショップで支払いを済ませたら、お腹が空いたので、近くのケバブショップに入って、チキンのケバブを注文する。7.0NZドルだったから、大体490円。メキシコのブリトーと同じように、こういう系統の奴は、丸く平べったいナンのようなパンの上にチキンと野菜をのせるけれど、何と言ってもソースが決めてだ。バーベキューソースとして、ちょいと辛目のチリソースを入れてもらった。
 ソフトドリンクが大学構内では2.5ドルもするので、車を持つようになってから最近は、自宅からミルクティーを水筒に入れて、クッキーを大学に持参して食べることが多くなっている。
 最近は、図書館の玄関を入ると、何冊か本が置いてあって、お菓子や飲み物で本がベトベトになっているディスプレイがしてある。図書館に飲み物や食べ物は必要ですかというデモンストレーションである。確かに必要ないが、長時間いると飲み物くらいは欲しくなる。図書館玄関横にコーヒーやお菓子の販売機があって、そこでは食べてよいのだが、図書館内はダメである。それでも、飲み物くらいは飲んでいる学生はいる。私は、各階にあるベランダで食べている。私はタバコは吸わないけれど、喫煙コーナーもベランダにある。
 大学構内の池の前のベンチで、このミルクティーケバブを食べると、なかなかうまい。食事をしていると、スズメや鴨や他の鳥がやってくる。ニュージーランドをヨーロッパ人が「発見」した頃は、やけに鳥が多いと記録されているようだが、今もニュージーランドには、鳥が多い。午後の木漏れ日が気持ちのいい中、いつも私は少しだけおすそ分けをしてあげるのだが、今日はケバブのチキンを食べている奴がいるけれど、これって共食いじゃないのか。