一週間ごとのCALLの読書課題

 CALLの課題のひとつは、大学のサイトから読書課題を自分でダウンロードし、一週間に二つの論文を読み、その「要約」と「意見」「質問」を書いて、土曜の夜10時までに大学のサイトにアップし、日曜日の夜10時までに他の受講生が書いた「質問」に答えるというペースで進んでいく。日曜日の夜10時までに回答を書くというのは、後に月曜日の朝までにと、締め切りが延長にはなったけれど。
 これを早めにやればよいのだが、マオリ語や応用言語学もあって、CALLはネットプログラムで授業でしばられることがないから、どうしてもあわてて週末にやることになる。私の場合、金曜日のマオリ語のチュートリアルが終わってから、金曜日と土曜日、ひどい時には、いや正直に言えば土曜日だけで仕上げることが少なくない。つまり土曜日に二つの論文を読んで課題を書くということである。
 こうして土日がなければ実際私は全く取り組めないのだけれど、大体、土曜日、日曜日が締め切りというのが変だ。第一、ニュージーランドらしくない。
 文句が多いようで申し訳ないのだけれど、土日もつぶれるから私は一週間ぶっ続けで勉強をしていることになる。これはまた後日触れることになると思うけれど、ニュージーランドでは、一週間に20時間以上の授業を受けないと正規の学生ビザは下りないようで、現在の私は講義の時間だけでいえば週に20時間も受けていないから、実は正規の学生ビザが許可になっていない。けれども、大学院のレベルなら、講義時間よりも、自分でリサーチしたり、レポートを書くことも少なくないはずだ。現に私は一週間単位でいって、楽に20時間以上を越えて勉強している。
 それからこれも文句になるが、CALLの配布物だけれども、大学のサイトからダウンロードして、あてがわれた自分の学生アカウントのハードディスクに保存はできるし、自分のメディアに落とすこともできる。ただし、大学図書館でプリントアウトするとなると、プリンター使用料として自分のユニキャッシュから引き落とされる。昨日ダウンロードした論文のひとつなんかは、23ページもあったから、1枚につき10セントかかるので、2ドル30セントも経費がかかった。一週間のプリントアウト代が4ドルと仮にして、一ヶ月で16ドル。4か月で64ドルも払うはめになり、日本円なら4500円はかかっている。授業中の配布物なら、おそらく無料だろうに。これを授業料と別に支払うことになるから、なんか変だ。
 最初の頃にホームステイ先のジュディに言ったら、それはおかしいとジュディも言っていたくらいだから、評価を受けたあとに文句を言うことにしよう。