母語という思想

「ことばと国家」(田中克彦)

 「母語」というコトバを定着させたのは、言語学者田中克彦氏の思想的功績である。田中克彦氏の名著である「ことばと国家 (岩波新書)」はあまりにも有名な本であるが、ことばの問題を考える全ての人が読むべき必読文献である。