アジアンマーケットに買い物に行く

 お世話になっているところの15歳の娘さん、ジュリアが日本文化の大のファンなので、アジアンマーケットに出かけることにした。
 アジアンマーケットまでは車で結構走らないといけなかったが、ここには何でもそろっている。日本のものもたくさんある。
 ラムネまであって、ジュリアはこれの大フアンということだ。他に彼女の好きなものは、ポッキーとハイチューという食べ物。
 「これまで、これはすごいと思った日本の食品はあるの」とジュリアに私が尋ねると、ジュリアの大好物というか、彼女が驚いたものでは、何と言っても、カルビーのさやえんどうと、ベビースターチキンラーメンだという。なんだジャンクフードというような顔つきをした私に、ジュリアは、「ジャンクフードなんだけどね」と、微笑んで言った。
 ニュージーランドで苦労した、しゃぶしゃぶ用の肉も、スキヤキ用の肉も、ここではシャブシャブ用、スキヤキ用と、アルファベットで印字されて売っている。肉をパックに入れて売る情けない売り方も、量の少なさも、なんか日本並みだ*1
 買い物は、セダンのトランクがいっぱいになるくらい買って、全部で約80ドルになった。

*1:Beef eaterの西洋では、アメリカ合州国でも、オーストラリアでも、ニュージーランドでも、肉は豪快に売っている。私の子ども時代の肉屋さんなら、日本ですら、冷凍庫に牛肉をそのまま吊るして、その肉から叩き切って、肉を売っていたものだ。現在の日本のスーパーで、ペラペラの肉がパック入りされて売られている姿をみると、私は本当に情けなくなる。