パカハカを見ての感想をイメージだけで表現すると

 パカハカは、総勢40名ほどの集団の力の表現である。
 衣装は民族衣装で、モコという入れ墨を顔や身体にしているから、見慣れていない日本人からすると、多少違和感があるかもしれないが、歌にしても、踊りにしても、パフォーマンスのレベルは、格段に高い。

  • 舌を出したり、目玉を引ん剥いたりと、顔の表情が豊かである
  • 見栄を切るような歌舞伎的要素が感じられる
  • 胸を叩くハカは、相撲の四股を踏むのにも似ている
  • 胸を叩いたり、ダイナミックで、とてもリズミカルで、ストンプにも似ている
  • ハカのリズムは、最初にアクセントを置いて、タタタ、タタタ、タタタ、ターというリズムのような感じも見受けられる
  • 群読は、お経にも似ている
  • 大きな動きがない時でも男女共通して終始手を振るわせている
  • 合唱のレベルはかなり高い
  • 楽器は生ギターが二三本だけで、あと使われるものは、ほら貝くらい
  • ところどころミュージカルのようでもある
  • ゴスペル音楽のような感じもする
  • 歌を歌いながら踊るポイダンスは、楽しい

 繰り返すが、パカハカのレベルは、非常に高い。
 これは是非一度、日本人に見てもらう必要がある*1

*1:日本の高校生をアオテアロアニュージーランドに連れてくる場合、いわゆる英語研修の他に、アクティビティを考えないといけないが、ロトルアのワイオタプ、ワイマングーの見学の他に、パカハカは絶対に必要な要素だろうと思う。