ギズボーンのホリデイパークは、私が子ども時代に出かけた田舎を思い出させた

キャプテンクックと貧困の湾

 これはすでに一昨日前のことだが、ギズボーンの広大なホリデイパークの夜は、私が子ども時代の夏に出かけた田舎を思い出させた。
 町中と違って、ここはほとんど明かりがない。
 すでに秋の虫も鳴いている。
 町中のチャイニーズテイクアウェイでマオリの若者の店員から買った6.5ドルの夕飯を、安いマテウスロゼと一緒に楽しみながら、夢果たせずポバティベイに戻ることのできなかったテ=クーティ(Te Kooti)のことを考えて私は床についた。