自民党による大増税案、10%以上の消費税引き上げ案がいよいよ浮上してきた

大増税案が浮上

 共同通信によれば、24日午後、自民党の財政改革研究会が中間報告をまとめ、消費税の引き上げを10%以上に引き上げることが必要であると、大幅な増税路線が打ち出されたようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000203-kyodo-pol
 小泉首相は、先の総選挙で主張していたとされる民主党の消費税3%引き上げ案に対して、「それで足りるのか」と記者団の質問に答えたというが、自民党民主党が悪政の競争をやっている。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000786-reu-bus_all
 小泉首相は、24日の夕方、消費税の引き上げは不可避との見方を示したと報じられているが、小泉首相の、自分の任期中は消費税アップはしないという約束も、先の衆議院選挙での自民党圧勝、さらに昨日の神奈川県の参議院補選で、大増税路線、憲法九条改悪、米軍の基地強化という重要な争点が、争点らしく浮上せず、また低い投票率(32.74%)に見られるように、政治に熱い視線がなげかけられないまま、悪政が牙をむき出したかたちだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000170-jij-pol
 大変不幸なことに、先の衆議院選挙の結果を見て書いた指摘が的中しつつある。
 こうした悪政に対する国民や県民の怒りが示されない限り、自民党による悪い政治が続くほかない。