かなり寒いけれど、冬の季節の空の美しさと空気の透明感は悪くない

日本の冬の空

 冬型の気圧配置で、日本海側を中心に積雪量がものすごいことになっている。
 このところアメリカ合州国も厳寒のようで、この前CNNで、「冷蔵庫がいらない」気候と言っていたけれど、たしかに氷点下の温度なら、冷蔵庫がいらないばかりか冷凍庫もいらなくなるかもしれない。
 死人が出るほどの寒さは全く嬉しいことではないけれど、冬の季節にいいと思えることは、空が美しいことだ。
 現在の日本の空の美しさは、残念ながらニュージーランドの空の美しさにはかなわないけれど、それでも冬の空気の透明感が私は好きである。関東地区には富士見という地名が多いが、実際この透明感のおかげで、遠くの富士山も見えるほどだ。ただ楽しみに空を見上げるとき、家並みと電線が多い日本では、広大な空が遮られていることに私は閉口してしまう。
 いま南半球は夏だけれど、北半球の冬も悪いことばかりではない。