"Makin’ Whoopee"という結婚と結婚生活を、ちょっとばかり皮肉った唄がある*1。
1964年にロサンゼルスのShrine AuditoriumでのライブがRay CharlesのGenius & Soul: The 50th Anniversary Collectionの中に入っている。
「（離婚せずに）現状維持の方がいいよ。その方が安くつくよ」(you better keep her. I think it's cheaper.)という歌詞を歌い終わったあとで、アドリブでレイ・チャールズが、こう言う。
「俺がやってきたこと、知ってるだろ」(You know what I’ve been doing, don’t you?)
この一言で、大受けに受けて会場が大騒ぎになる。
レイ・チャールズの女性遍歴がすごいってことはファンなら誰でも知っているから、この台詞は彼の真骨頂といっていい。
レイ・チャールズからユーモアを学べ。
