「No Nukes 2012」

Americana

 音楽家坂本龍一さんが、7月初めに「No Nukes 2012」という脱原発を訴える音楽イベントを開催するという。
 今日の朝日新聞のオピニオンで「再稼働」に関する坂本龍一さんの意見が紹介されていた。
 

原理や原則についてきちんと議論がされないまま、「論理」ではなく「空気」で物事が決まっていく。そんなこの国のありように、ずっと違和を感じてきました。

 

野田さんは再稼働に関する記者会見で「国民生活を守る」を繰り返していましたが、この「国民」っていったい誰のことなのでしょうか。私には「『原始力ムラ』に住んでいる人たちを守る」と言っているようにしか聞こえません。

欧米では有名無名を問わず、社会的な問題について意見を言うのは当たり前です。

 

声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかりしないで、根気よく。社会を変えるには結局、それしかないのだと思います。


さすが「教授」である。


日本では自分の率直な政治的意見を述べることもはばかられるのであろう。日本の民主主義と民度の水準が問われている。