「NY株急反落915ドル安 停滞想定以上との見方強まる」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/3/28 7:53)から。

 27日の米ニューヨーク株式市場は、米国での新型コロナウイルス感染急拡大への懸念などから、主要企業でつくるダウ工業株平均が大幅反落し、前日比915・39ドル(4・06%)安い2万1636・78ドルで終えた。下げ幅は一時、1000ドルを超える場面があった。

 世界での感染者が50万人を超えて増え続ける中、米国での感染者は中国を抜いて世界最多となった。外出制限や移動規制など感染拡大を防ぐ措置が長期化し、経済の停滞が想定以上に続きそうだとの見方が強まっている。

 2兆ドル(約220兆円)超にのぼる史上最大規模の経済対策が27日に米下院を通過し、トランプ米大統領の署名によって成立した。巨額の財政出動が経済を下支えするとの期待が先行し、ダウ平均は前日までの3日間で計3900ドルを超す急上昇だった。そのため27日の取引では利益確定の売りも出やすかった。

(後略)

 (ニューヨーク=江渕崇)