「「つくづく窮屈に」嘆く教員 安倍政権で何が変わった」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2020年9月9日 16時00分)から。

 

 2度にわたり政権を担った安倍晋三首相が先月末、辞意を表明した。通算在職日数は歴代最長に。その間、教育分野にも、首相の理念や経済政策がさまざまなかたちで反映された。現場にどんな変化があったのか。

59年ぶり改正「とうとうか」

 「教育の憲法」と呼ばれ、戦後教育の根幹となってきた教育基本法が59年ぶりに改正されたのは、2006年12月15日。第1次安倍政権が発足し、安倍首相所信表明演説で法改正案の早期成立を語ってから3カ月足らずのことだった。

 東京都内の市立中学校で社会科を教える教諭(33)は、学生として国会前の抗議集会に参加していた。改正の一報が届いたとき、「とうとうか」と力が抜けた。

 (後略)

編集委員氏岡真弓宮崎亮、三島あずさ)