「大坂なおみ、全米オープン決勝進出 2度目の優勝目指す」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/9/11 10:48)から。

 テニスの4大大会、全米オープン第11日は10日(日本時間11日)、ニューヨークで女子シングルス準決勝があり、世界ランキング9位で第4シードの大坂なおみ日清食品)が、同41位で第28シードのジェニファー・ブレイディ(米)を7―6、3―6、6―3で下した。大坂は初優勝した2018年以来2度目の決勝に進んだ。4大大会の決勝進出は、優勝した19年の全豪オープンに続いて3度目。決勝は12日(日本時間13日)に行われる。

 第1セットはタイブレークにもつれたが、大坂が2―1からの5連続ポイントで先取。第2セットは自身のサービスゲームの第8ゲームをブレークされ、このセットを失った。しかし第3セットは、大坂が第4ゲームを初めてブレーク。その後はサービスゲームをキープして押し切った。大坂は試合後のコートインタビューで「相手のサーブにどう対応するか調整し続ける試合だった」と話した。

 また、人種差別への抗議を示すため、大坂は1回戦から黒人の名前が書かれたマスクを着用。米メディアによると、準決勝は16年にミネソタ州で警官に射殺された黒人男性の名前をプリントしたマスクを着けてコートに入場した。