「「トランプ疲れ」の果てに 熱気増すバイデン支持者」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/11/7 22:18)から。

 米大統領選でバイデン前副大統領の優位が伝えられる中、支持者も勢いを増している。6日、バイデン氏が演説したデラウェア州ウィルミントンの会場には、約500人の市民が集結した。「米国に癒やしを」。バイデン氏の勝利と、トランプ大統領の退陣を待ち望んでいた。

 「ここまできた。あとほんの少しだ」。6日、風にはためく星条旗を背に、スーツ店経営のネイサン・ジェンキンスさん(36)は雲一つない空を見上げた。

 午前10時から13時間、バイデン氏の演説を待った。自ら作ったというパーカは、青地に白でこう書かれている。《私は生きのびた コロナも、ウイルス45も》。後者は第45代大統領、トランプ氏を指す。

 ジェンキンスさんと妻は4月、新型コロナウイルスに感染した。「生死の境をさまよった」。米国の死者はいま23万人以上に上る。

 「科学を信じず、科学者を脅す。コロナを食い止められないだけでなく、レイシズム(人種差別)や憎悪による分断をあおる。そんな大統領はもう、いらない」

(後略)

(ウィルミントン=藤原学思、フィラデルフィア=渡辺丘)