大掃除の季節

 何でもそうだが、モノというものは掃除や管理が欠かせない。
自転車・スキー・車、そして家もそうだ。
そんなことはわかっているのだが、これが面倒くさい。とくに汚れの「症状」やそのモノの性質を知らないと誤診とともに誤った処置をしてしまうことになりかねない。さらに環境に優しくないといけない。となれば、俺には掃除に対する管理能力が著しく欠如していると言わなくてはならない。
さて大掃除の季節。
本日は洗面台を掃除した。
水道の出口は、水を濾過するパッキングの中を掃除した。プラスチック製と思われる蛇口の汚れはハイホーム(クレンザー)で落ちた。蛇口にはシャワーとストレートの流水にする切換えがついているが、これを動かすと結構ゴミが出てくる。これを丁寧に除去する。
排水口は、使い古しの歯ブラシ3本をガムテープでとめた自前のブラシで汚れを削ぎ落とす。シンクのエスケープの水の出口も結構汚れているのでハイホーム(クレンザー)で丁寧に落とした。
本日のクリーニングではないが、 風呂場の鏡のウロコトリもやってみた。酸のつけおきと研磨剤を使って研磨する方法でやってみた。
キッチンペーパーとサランラップを使って鏡をサンポールに20分つける。換気を忘れずに。止め金を錆びさせることに注意しなければならない。
ハイホーム(研磨剤)をつけて、バフを使って研磨したが、薄いプラスチックの破片を使って研磨するやり方のほうが効果的だったようだ。

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ハイホーム

玄関タイルも、トイレ洗剤のサンポール(塩酸系 酸性洗剤) を使って激落くん(メラミンスポンジ)でこすってみた。終了後よく水で流すこと。
 ウェットシートや除菌シートなど使い捨てのものは環境にやさしくないとこれまでほとんど使ったことがないが、クイックルワイパーとウェットシートで今回壁紙も掃除した。たしかにこれは便利だ。

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クイックルワイパー

ガラス窓のゴムパッキンのカビ取りにはドメスト(塩素系)を使ってみた。

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ドメスト

マスキングテープを使って土手をつくり、キッチンペーパーで「患部」を浸しサランラップで覆う。
もちろん最後に水で流すのだが、ゴムパッキンのカビは頑固だ。

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ガラス窓そうじ

高校時代に興味を持てなかった科目が化学。
「塩素系と酸性を混ぜると危険!」ということもわからない俺のような人間にケミカルを扱わせることは危険だ。だから掃除となれば、水を使いたいのだが、これでは頑固な汚れを落とすことはできない。中性洗剤は環境に優しいが、それでは落ちない汚れがある。
ある清掃の専門家は、次のように言ってきた。風呂場の黒い汚れにはカビが混ざっている可能性があるのでハイターなどの塩素系を使う。白い汚れが多い場合は酸性系を使う。酸性のサンポールは石鹸カスや皮脂に強い。サンポールは錆びとりにもよい…。
何が良いのか、少しずつでも学びながら、やっていくしかない。
それにしても掃除はきれいになったときの気持ちはいいけれど、体力的には疲れるね。