以下、朝日新聞デジタル版(2021/2/3 15:11)から。
2019年の参院選広島選挙区をめぐり、公職選挙法違反(買収)の罪で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告(47)=自民党を離党=が3日午後、秘書を通じて、山東昭子参院議長宛てに議員辞職願を提出した。同日中に参院本会議で許可される見通し。これに伴い、同区の補欠選挙は衆院北海道2区、参院長野選挙区の2補選とともに4月25日投開票となる。
案里議員を巡っては、1月21日の東京地裁の有罪判決直後から、議員辞職を求める声が与野党で相次いでおり、案里議員の弁護人も判決当日、記者団に「議員の身分も考えていかないといけない」と語っていた。
公職選挙法などにより、3月15日までの議員辞職に伴う補選は「4月8日告示、同25日投票」となる。それまでに衆院の解散・総選挙がなければ、衆院北海道2区、参院長野選挙区とともに菅政権初の国政選挙となる。補選の結果が今後の政権運営に大きな影響を与えることになりそうだ。
(後略)