以下、朝日新聞デジタル版(2021.06.01)より。
ジャイアンツ戦に代打で出場し、四球を選び出塁
エンゼルスの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのジャイアンツ戦に代打で出場した。四球を選び、三塁まで進むと、塁上での三塁塁審と挨拶を交わす姿が「素晴らしい」と喝采を集めている。
指名打者制ではないナ・リーグのジャイアンツが相手のため、スタメンから外れた大谷は、5点ビハインドで迎えた9回2死から代打で打席へ。元同僚のトロピアーノと対戦して四球となると、敵地にも関わらず、スタンドからは投手へのブーイングが起こった。
その後、大谷は三塁まで進塁。ここで三塁塁審のマニー・ゴンザレスさんへ会釈で挨拶すると、これにゴンザレスさんも呼応。帽子に手をかけて頭を下げた。この場面を試合を中継した「バリー・スポーツ・ウエスト」も注目。実況のダロン・サットン氏が「オー、これは傑作だ!」と驚嘆の声をあげ、解説のマーク・グビザ氏も「これは素晴らしい!」と絶賛した。
同局の公式ツイッターも「文字通り『誰もが』ショウヘイを愛している」とし、このシーンを投稿。ファンからも「審判すらも球界で最もエキサイティングな選手に敬意を払っている」と絶賛の声があがっていた。(Full-Count編集部)