「五輪、96%が無観客に 福島県も転換「総合的に判断」」

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以下、朝日新聞デジタル版(2021/7/10 20:48)から。

 福島県で観客を入れて開催する予定だった東京五輪ソフトボールと野球について、内堀雅雄・同県知事は10日、全て無観客で実施すると発表した。観客の有無を巡っては、北海道が9日夕に有観客と発表した後、深夜に一転無観客と決定しており、有観客から無観客に転じたのは2例目。

 内堀氏は会見で無観客とした理由について、県内での新型コロナウイルス感染者の増加や、北海道が無観客に転じた点を挙げ「総合的に判断した」と述べた。元々、有観客と決めた北海道、宮城、福島、茨城、静岡の各県は「統一的な対応が必要」と大会組織委員会に求めていたという。

 福島市では23日の開会式に先立つ21日と22日、28日に計7試合を収容人数の半分の7150人を上限に観客を入れて実施する予定だった。

 福島県が無観客となったことで、全42会場750セッション(時間枠)のうち無観客は37会場724セッション(96・5%)、有観客は茨城、宮城(いずれもサッカー)、静岡(自転車)各県の5会場26セッションとなった。一般客を入れるのは、茨城県の学校連携観戦チケット(8セッション)をのぞく宮城、静岡両県の計18セッション。(力丸祥子)