心底、気が晴れない

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 今日は、朝も早くから松本道弘氏の本を再度読み始めた。
 俺の今の力は、英語の技術は1級だが、異文化コミュニケーションに対する認識は、初段のそれだと思う。
 1級・初段は悩むことが多い。全く英語ができないときの悩みと違って、ある程度できるようになっているのだが、まだまだ不十分なので、心底気が晴れないのだ。だから一層、深刻に悩む。しかし、これは当然であって、自分の英語に対する絶望感は、native並みということが意識の問題として射程距離に入ったわけで、その意味で、健全な絶望感と言えるわけだ。断っておくけれど、「射程距離」と書いたのは、近いという意味ではけっしてない。意識し始めたという段階のことを言っているのだ。
 健全な絶望感といっても、深い悩みに突き落とされる。こう総括し、今日、心は初段とし、一人で乾杯した。
 松本道弘氏の本を読むと、自分の置かれている状況が総括できるのだが、自分を変革していくということは当然辛くもある。英語と格闘していて、人間変革を意識し始め、たかが英語とは言えなくなった。英語は手段でもあり、目的でもある。そして人間変革の手段でもあるという認識に至った。クールなディベーターを目指し、進まない限り、悩みは解消しない。
Help me out of thisの気持ちだ。