そのマオリ語学習だが、昨日、ラボに行き、テープの使い方をスタッフから習って、使ってみたのだが、このラボはなかなか使い勝手がいい。テープは、ワイカト大学の自前の教材のようだ。テープには母語話者のモデルが入っているのだが、自分の声は、違うトラックに入れるので、モデル音声を消すことはない。こうして、モデル音声と自分の録音音声とを聞き比べることができる。iMacとカセットテープレコーダーのたくさん並ぶラボ教室で一人自習をしていたのだが、コンピュータが主流の時代に、カセットテープレコーダーだけのラボならそれほどお金をかけずに作れると思う。要はハードウェアよりも、それを使いこなすソフトウェアを、頭を使ってどう作るかが重要だ。まぁ箱物がどんなに素晴らしくても、学生の学習意欲が高くなければ、どんな器具でも宝の持ち腐れになるのだけれど。