インターミーディアットの子どもたちが行く高校を訪ねる

 私が訪問したインターミーディアットの多くの子どもたちが行くであろう高校を訪ねてみた。
 ちょうどパークで体育の授業が始まっていたので、見学をしてみることにした。
 まず、広大な芝生のパークを男女で走っている。ところどころにハードルがある。リラックスして走っているものも多い。これから体育の授業が始まるから怪我をしないようにウォーミングアップということだろう。
 昨年のアラジンで主役をやっていた華奢な男の子が高校に進学したのだろう、一生懸命走っていた。
 それから男女に分かれて、それぞれの運動に移る。
 男子は、今日はラグビーのようだ。
 24人の生徒が、まずラグビーボールを抱えながら、ダッシュしてボールを目の前に置き、後ずさりして、またボールを前に進め、ボールを置いて後ずさりするという、ダッシュの繰り返しのような運動をさせている。
 次に、3人でパスの練習だが、ラグビーは、ボールを後方にパスしながら前進しないといけないスポーツだ。
 だから、練習方法は、こうなる。
 一人目がボールを置く。二人目がボールをひろって、後ろにいる三人目にパス。その三人目がボールを持ちながら前に走ってボールを進めて、ボールを置く。次の者がボールをひろって、後方の者にパスをする。この繰り返しだ。
 こうして、6人対6人のタッチラグビー*1にうつった。
 このクラスは6人が四組あるので、交互に対戦相手を変えている。
教師も入って、楽しんでやっている様子がうかがえる。

*1:タッチラグビーに似たコトバで、タグラグビー(tag rugby or flag rugby)というものがある。タグラグビーも、ラグビーを基本にしているが、競技者はベルクロタグのついたベルトやベルクロパッチのついたパンツを着用し、ボールをもったプレーヤーにタックルではなく、タグのついたベルクロを引っ張ってタックルの代わりとする。タッチラグビー(touch rugby)も、もちろんラグビーを基本にしているが、タックルをタッチに置き換えている。タッチラグビータグラグビーラグビーを基本としているため似ているが、タグラグビーのほうがよりラグビーにより近いと言われている。