インターミーディアットの教科指導

 科目は、GP*1、いわゆる一般開業医(General Practitioner)の例えを持ち出していたが、ホームルーム教師が大体教え、プラスさまざまな特徴のある科目を学ぶという。
 コアキャリキュラムとしては以下のものがある。

  • 読解(Reading)
  • 英語(English)
  • 数学(Mathmatics)
  • 科学(Science)
  • 情報(Information Technology)
  • 社会(Social Studies)
  • 保健(Health and Well Being)
  • 音楽(Music)
  • 技術(Technology)

 スポーツプログラムは、授業中にもあるが、昼食時間にもある。

 冬季オリンピックと称して、学校を離れ、キャンプ地で、チェス、クリケット、射撃、アーチェリー、バレーボール、水泳、バスケットボール、ネットボールラグビー、サッカー、ホッケー、カヌーなどが競われるようだ。

 レベル3の設定で、マオリの伝統的価値観にもとづいたバイリンガルクラスもある。このクラスの生徒は、カパハカ(kapahaka)に積極的に参加するように求められる。
 オプショナルクラスとして、マオリ語とカパハカが用意されている。
 また、能力の高い生徒用(Gifted and Talented students)のプログラムも用意されている。
 これは課外だが、楽器演奏が好きな生徒は、スクールオーケストラに参加できる。
 放課後の音楽プログラムや、授業中に、英語が母語でない生徒用にESOL、ビジュアル教育(Visual Technology)、食物学習(Food Technology)、被服学習(Textile Technology)、コンピュータ学習(Computer Technology)、素材学習(Materials Technology)、生物学習(Bio Technology)、情報学習(Information Technology)などが用意され、選択授業もある。
 土曜日の放課後スポーツプログラムもあって、クリケットネットボール、サッカー、バスケットボール、ホッケーをやっている。
 学校でのインターネットアクセス環境だが、この年齢なのでインターネットアクセスは、当然フィルターがしてある。
 またメールアドレスは、個人個人には使わせていないとのことだ。

*1:ニュージーランドでは、一般開業医のかかりつけの医者が個人個人にいて、必要があれば、専門医にかかるようになっている。