いま受講しているCALLはネットプログラム

 ワイカト大学(The University of Waikato)のCALLは、CALL自体、ネットプログラムでおこなわれる。そのことを知った私はちょっぴり残念に思っていた。ことは大学院レベルの学びである。コンピュータラボがあって、生徒に各自、問題意識があって、それを援助してもらえる体制にあれば、それくらいでいいと思っていたからだ。何もコンピュータのことをやるのに、ネットでやる必要はない。ただし日本からアクセスして海外の授業に参加するのなら別だ。事実、このプログラムにはそうした意図があり、海外の学生にアピールしようとする新しい試みであるという。その意味でワイカト大学(The University of Waikato)のCALLは、特化したプログラムではなく、一般的なCALLのプログラムといえる。
 マオリ語の学習も、応用言語学の授業も、それぞれ充実していて、課題も多く結構時間を取られるから、ちょうどいいのかもしれないけれど、私のやりたかったCALLは、英語を学ぶ日本人が感じるむずかしさを大幅に軽減できる解決の糸口となるCALLである。