近くのインド人経営の店で軽食を取る

 マッケンジーホステルの受付は2階にあった。重たい荷物を持ち込んで、受付でパスポートを確認される。リトルインディアにあるこのホステルの持ち主は中国系のようだ。32ドルは高い気がするが、一泊だけ支払って、様子をみることにした。
 部屋に荷物を置いて外に出た。駅近くのリトルインディアで食事をしてみた。テーブルも椅子も往来に置いてある。昔のヒッピーのような長髪の白人系の男性三人、そして白人のカップルが座って飲んだり食べたりして話し込んでいる。
 定番のタイガービアが5.5ドル。辛い海老のつまみが10ドル弱。
 ここのインド系の店員に聞いたら、私が今夜確保したエアコンつきで32ドルの宿は安いという。
 それに、ここで食べている客はみなマッケンジーホステルの客らしい。
 この店は11時で終わりということだったので、私は時計の針を4時間戻して宿に帰った。
 32ドルはまぁ安い方だと理解できたので、もう一泊の代金を支払った。
 安宿でもクーラーがあるのはありがたい。
 この安宿は、夜中の12時頃まで客にインターネットをやらせている。女将が眠そうにしているのは、怠け者が多いとされるニュージーランドではめったに見られない現象で、ここの労働時間は日本に近い。