今夜の宿は圓山大飯店

 片倉佳史氏の書かれた「観光コースでない台湾」は今回の観光ルートを作るにあたってかなり参考にしたガイドブックのひとつだが、圓山大飯店はこれによると「終戦まで神社だった」とある。
 「日本統治時代、台湾神社は台湾島を鎮護する社であり、台湾で唯一の官幣大社(戦前、内務省・神社局から最高の社格を認められた神社)であった」という。
 もとは神社のこの跡地を蒋介石は、圓山大飯店という「国民党関係者や華僑の富豪が使用する国賓接待用のホテル」にしたという。
 今は最高級というのではないけれど、それでも圓山大飯店が台湾、台北を代表するホテルのひとつであることに間違いはない。
 この圓山大飯店にチェックインをして、台北散策をする。