5月25日のライブドアニュースで、松岡農水相の地元の事務所関係者の首つり自殺について以下のように報じている。
松岡農水相 地元の事務所関係者が首つり自殺
2007年05月25日10時00分
日経新聞の地元版が小さく報じたくらいだが、先週末、熊本で松岡利勝農水相(62)の事務所関係者が自殺した。捜査情報も飛び交う松岡周辺に何があったのか。18日午前、自宅で首をつっていたのは、熊本県阿蘇市で損保会社の代理店を経営していたU氏、62歳。
松岡大臣とは学校の同級生だそうで、松岡事務所の名刺を持って阿蘇地区を回っていたという。
「だから、阿蘇の人たちは大臣の地元秘書と思っていました」(関係者)
U氏は90年の総選挙で、松岡陣営の運動員として公選法違反で摘発されたこともある。
「今年1月28日に行われた阿蘇市議選に立候補しましたが、思うように松岡事務所の協力を得られず、小差の次点で落選しました。それを苦にしたんじゃないかという解説もありますが、4カ月も経っての自殺はおかしい。地元の人もクビをかしげています」(地元事情通)
松岡大臣といえば、巨額の事務所費の使途不明ですっかり有名だが、それ以上に注目されているのが東京地検特捜部が手がける独立行政法人「緑資源機構」の談合事件。林野庁OBがウマイ汁を吸い合っていた事件だが、登場する企業、団体の多くが“林野行政のドン”である松岡大臣を応援し、さらに熊本の業者が絡んでいることから当然、東京地検も着目。
「検事2人が熊本に飛んだ」という情報が最近流れ、司法記者たちが色めいている。果たして、自殺したU氏もどこかで接点があったのかなかったのか。
ナントカ還元水問題からダンマリを決め込む松岡大臣の事務所は、問い合わせに回答してこなかった。
【2007年5月22日掲載】