CIAによるビデオテープ廃棄問題

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 CNNなどでCIAによるビデオテープ廃棄問題が報道されている。

 以下は、朝日新聞からの引用。

CIA、アルカイダ尋問ビデオ廃棄 「拷問」証拠隠し?
2007年12月08日12時10分

 米中央情報局(CIA)は7日、02年に拘束した国際テロ組織アルカイダの幹部らを尋問する模様を内部資料としてビデオテープに撮影していたが、05年に廃棄していたことを明らかにした。拷問すれすれの「過酷な尋問手法」に手を染めていた証拠隠しではないかと批判を呼んでいる。

 問題は7日付のニューヨーク・タイムズ紙などが報じ、CIAもヘイデン長官の職員向けの声明をホームページに転載して認めた。長官はビデオ廃棄について、「尋問を担当した情報官の身分を保護するため」と説明した。だが、議会や、同時多発テロ事件の独立調査委員会は、テープの存在自体を知らされず、廃棄に当たっても何の相談も受けていなかった。

 同紙によると、テープの1本にはアフガニスタンアルカイダ訓練キャンプ運営者、アブ・ズベイダ容疑者が尋問される様子が収録されていた。同容疑者は、顔を布で覆って水をかけ、おぼれる感覚を味わわせる「水責め」の対象になっていたとされ、その様子が写っていた可能性もある。