今朝の朝日新聞の天声人語でジャネット・ランキンが紹介されていた

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 今朝の朝日新聞天声人語でジャネット・ランキンが紹介されていた。

 ジャネット・ランキンの名を知る日本人は多くないかもしれない。1880年に米国で生まれ、女性初の連邦議員になった。女性の参政権運動を率いたから、日本なら市川房枝さんのような存在である▼信念に満ちた平和主義者でもあった。66年前のきょう、日本軍は真珠湾を攻撃した。それを受けた議会の対日宣戦決議に、たったひとり反対票を投じた。議会は日本への憎悪を燃やし、上院は満場一致で可決した。下院は賛成が388、彼女だけがノーを唱えた▼この反対票で、ランキンは全米を敵に回す。非難が渦巻き、「売国奴」のレッテルを張られた。

非戦の人 ジャネット・ランキン

 私がジャネット・ランキンの名を初めて聞いたのは、アメリカ合州国のコールマン・マッカーシー(Colman McCarthy)からだ。
 CNNのラリーキングライブのインタビューをまとめた本があり、それを読んだときに、コールマン・マッカーシーが忘れてはならない何人かの平和主義者を紹介していた中にジャネット・ランキン(Jeannette Rankin)の名前があった。
 コールマン・マッカーシーは、長年ワシントンポストで働いたジャーナリストであり、平和活動家であり、平和教育の実践家である。
 ジャネット・ランキンについては、いくつかの教科書が扱っているし、「非戦の人 ジャネット・ランキン」という本もある。
 コールマン・マッカーシーの思想に感銘を受けた私は氏に手紙を出したことがあるのだが、すぐに返事を受け取ったことと、いろいろな新聞記事やら紹介記事やらをいただいて恐縮したことがある。いつかコールマン・マッカーシーの本も紹介したいと思っている。
 以下は、コールマン・マッカーシーについてのCNNの紹介。
http://www.peace.ca/colemanmccarthy.htm
 以下は、コールマン・マッカーシーウィキペディア
http://en.wikipedia.org/wiki/Colman_McCarthy