12月はサイクリングにうってつけの季節

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 今日は、日曜日だが、仕事。日曜日でも自分の時間にならないのが、残念。
 冬に向かっているので当然風は冷たくなるけれども、11月から12月にかけての天候は、サイクリングにうってつけの季節になる。冬の日差しはそれなりに強く、風さえ遮ればポカポカと暖かく、気持がいい。また空気の透明度が上がるのか、遠くの山々がはっきり見えるのが冬だ。透明感のある空も好きだ。わたし自身、自転車に乗ることが好きになったのは、かなり前のことになるが、やはり12月のことだった。
 ご近所といっても、歩くには少し遠いところで、メリダダークグリーンクロスバイクに乗って、アップダウンを繰り返していると、「自由」を感じて、とても楽しかった。景色が変わるから、自転車は乗っていて飽きることがない。自転車に乗ること自体が目的であり、距離も、標高差も、自分で選んで乗っているから、それほどハードなサイクリングになるわけもない。いわば心地よい疲れで、走り終わったあとの充実感として、子ども時代の「夢中」というコトバを思い出すことが多かった。自転車なら、遠出も意外に可能だから、達成感も満足度も大きい。
 私は15年前にダイビングの免許も取得したが、その後は、ハワイ島で体験ダイビングくらいで、トレーニングを積んでいない。フィールドが遠すぎるのだ。
 自転車はダイビングなどと違って、自宅から一歩外に出れば、もうフィールドだ。ご近所のバイシクルお散歩も、四方八方、いろいろなコースを楽しむようになる。
 となると、徐々に違う場所も走ってみたくなる。いわゆる輪行だが、旅の手段としての自転車の有効性に目覚めると、ますます自転車が楽しくなる。
 自転車を始めるには12月がお薦めだ。