2015-11-29 鶴見俊輔さんの「みんなで考えよう」シリーズを読んだ Reading books 少し前になるが、KBS京都のテレビで鶴見俊輔さんと中学生との討論番組があったようで、本書は、そのテレビ番組から生まれた本だそうだ。 この「みんなで考えよう」シリーズは、「大切にしたいものは何?」「きまりって何?」「大人になるって何?」の全3巻からなっている。 どれも簡単なことばで書かれているが、深い。 中学生であれば考え始めるであろう、親との関係。教師との関係。塾。学校。学校の成績。生きる上での根本問題等が、哲学者と中学生との対話と討論で提起されている。