「内閣支持率急落、不支持が上回る JNN世論調査」

以下、TBS(4/9(月) 12:05)より。

 JNN世論調査によりますと、安倍内閣の支持率が40%に急落し、6か月ぶりに不支持が支持を上回り、逆転したことがわかりました。

 調査はこの土日に、ご覧の方法で行いました。安倍内閣の支持率は、先月の調査結果より、9.3ポイント減って40.0%。一方、不支持率は9.5ポイント増えて58.4%でした。不支持が支持を上回ったのは、去年の総選挙直前の調査以来、6か月ぶりです。また支持率40.0%は、第2次安倍政権の発足以来、2番目に低い数字となりました。

 陸上自衛隊イラク派遣時の日報が隠蔽されていた問題で、「文民統制」、つまり選挙で選ばれた国民の代表者による自衛隊のコントロールができていると思うか聞いたところ、「できている」と答えた人は9%にとどまり、「できていない」は78%に上りました。また、この問題で最も責任が重いと考えるのは誰かと尋ねたところ、最も多かったのは「自衛隊の幹部」で39%、続いて「安倍総理」が31%、「稲田元防衛大臣」が17%、「小野寺防衛大臣」2%となっています。

 森友学園への国有地売買に関する決裁文書を財務省が改ざんしていた問題で、当時、担当の局長だった佐川前国税庁長官の証人喚問が先月、行われましたが、佐川氏の説明に納得できたかどうか聞いたところ、「納得できない」と答えた人が82%に上りました。

 今年秋には自民党の総裁選が行われる見通しですが、立候補の可能性が取りざたされている5人について、誰が総裁にふさわしいか聞いたところ、最も多かったのは石破元地方創生大臣で34%、続いて安倍総理が23%でした。先月の調査では二人の差は1ポイントでしたが、今回11ポイントに広がりました。

 各政党の支持率はご覧の通りとなっています。(09日10:01)