「石破氏「いつの間にそんな党になった」 論戦減を批判」

 以下、朝日新聞デジタル版(2018年8月28日17時57分)から。

自民党石破茂元幹事長(発言録)

 新聞を見たら、前回(総裁選となった2012年)と比べて論戦の回数が減ったと書いてあった。なんでこんなことが起こるのか。

 「干してやる」「冷遇してやる」「覚えていろ」とか、いつから自民党はそんな党になったのか。

 国民から選ばれた自民党の同志は、たとえ戦っても、国家のためにその力を全面的に活用するのが自民党であるはず。いつの間に議論のない党になったのか。そんな党であってはならない。来年は参院選統一地方選がある。自民党に代わる政党は野党にはない。だからこそ自民党はいい党にならねばならない。 (森友学園加計学園問題などの安倍政権の姿勢を問われ)問題は国民の8割が納得していないこと。「うみを出し切る」と政府が言って、そうなったという思いを国民の8割が持っていない。時が経てばみんな忘れるとかがあってはならない。忘れる人なんていやしない。(松山市での講演で)