「玉城氏、29日に立候補表明 沖縄知事選、野党が支援」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年8月28日21時38分)から。

沖縄県知事選(9月13日告示、同30日投開票)に立候補する意向を固めている自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)が28日、野党各党の代表と会談し、立候補の考えを伝えた。各党は支援を約束。玉城氏は29日、那覇市で記者会見して正式に立候補を表明する。

 玉城氏は自由党小沢一郎代表と一緒に、立憲民主党枝野幸男代表、国民民主党大塚耕平共同代表、共産党志位和夫委員長、社民党又市征治党首、衆院会派「無所属の会」の岡田克也代表を個別に訪ね、協力を要請。「しっかりと後ろから支えたい」(大塚氏)、「全力を挙げて応援していく」(又市氏)と各党も応じる考えを伝えた。

 玉城氏は要請後の記者会見で「気持ちも固まった。全身全霊をかけて選挙戦に取り組む所存だ」と語り、立候補を事実上表明した。

 選挙は自民、公明両党が推す佐喜真淳(さきまあつし)・前宜野湾市長(54)との一騎打ちの構図だ。玉城氏側は「(翁長雄志知事の)弔い合戦だとのんきにしていられる状況ではない」(小沢氏)として、野党各党の協力態勢が勝利の必須条件とみる。

 立憲の枝野代表は玉城氏との会談後、米軍普天間飛行場の移設問題に対する党の見解を29日の党沖縄県連の立ち上げに合わせて示す方針を明らかにした。(河合達郎)