「野党、30選挙区で候補者一本化 参院選の構図固まる」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019年5月29日21時34分)から。

 立憲民主党など野党5党派の党首らは29日、国会内で会談し、夏の参院選で全国に32ある「1人区」のうち計30選挙区での候補者を一本化した。与党との対決構図がほぼ固まったが、野党の候補者の大多数は新顔。各党の協力態勢づくりや知名度向上が課題だ。

 野党5党派はすでに11選挙区で一本化。29日の会談で新たに19選挙区で合意した。30選挙区の公認予定者の内訳は立憲7、国民民主党5、共産党3。佐賀は国民が擁立作業中だ。

 無所属が14選挙区を占めた。旧民進党が立憲と国民に分裂した中、両党で支援態勢をつくるため、公認を外す地域が相次いだ。共産は3年前の参院選は香川のみだったが、3選挙区を得た。志位和夫委員長は「私どもにとって前進だ」と語った。

 合意に至らなかったのは国民と社民党が競合する鹿児島と、擁立作業が進んでいない宮崎。国民と社民を中心に調整を急ぐ。

 立憲の枝野幸男代表は会談後、「候補者の一本化はスタートラインだ。地域事情に応じて、各党とも最大限の努力をする」。国民の玉木雄一郎代表も「応援態勢を一つにして当選につなげる」と述べ、野党間の協力態勢の構築が必要だとの認識を示した。

(後略)