「「菅首相の答弁はルイ14世を想起」 共産・志位委員長」

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二日前の記事になるが、以下、朝日新聞デジタル版(2020/10/29 18:30)から。

共産・志位和夫委員長(発言録)
 (日本学術会議の任命拒否問題で、菅義偉首相の国会答弁は)答弁の体をなしていない。「公務員を選定し、及びこれを罷免(ひめん)することは、国民固有の権利である」と定めた憲法15条1項を持ち出して、「だから自分の今回の任命拒否は当然なんだ」というような答弁を繰り返した。これを聞いて、私はルイ14世の「朕は国家なり」を想起した。

 任命・罷免は国民の権利であり、国会で法律によってそれを具体化する。その法律(日本学術会議法)に照らして聞いているのに、首相はことごとく憲法15条を持ち出して「公務員の選定・罷免権は我にあり」と。国民の選定・罷免権を内閣総理大臣が簒奪(さんだつ)しようというのだから、これは独裁国家への宣言だ。(29日、国会での記者会見で)