「安倍氏の説明矛盾あらわ 領収書捜査で「桜」問題再浮上」

f:id:amamu:20051228113103j:plain

以下、朝日新聞デジタル版(2020/11/24 22:30)から。

 前政権が厳しい追及を受けていた「桜を見る会」問題が改めて浮上した。東京地検特捜部が安倍晋三前首相の事務所関係者らを任意で事情聴取。前日に開かれた夕食会の費用を安倍氏側が一部負担していた疑いも出ており、当時の首相答弁との矛盾もあらわになっている。野党は攻勢を強めており、後継の菅義偉首相の政権運営に対する打撃になる可能性もある。

 衆院本会議を終え、本館2階にある本会議場から安倍氏が姿を見せると、待ち構えていた報道陣が「説明責任は果たさないのですか」と詰め寄った。

 呼びかけに応じず階段を下りた安倍氏だったが、1階の廊下で突然足を止めた。「国会での説明と食い違う」との問いかけに、「私はもう国会で答弁させて頂いている」と反論。「告発を受けて、事務所として全面的に協力している。まだ途中の経過だから、いまの段階ではお話しすることは控えたい」。2往復、計1分強のやりとりだった。

 だが、その数時間後、安倍氏周辺は朝日新聞などの取材に対し、夕食会の費用を一部負担した事実を認めた。安倍氏の国会答弁や記者団への説明内容を覆すものだった。

(後略)

(相原亮、大久保貴裕 小林豪、小泉浩樹)