以下、朝日新聞デジタル版(2020/12/15 20:56)から。
大阪府は15日、府内で新たに306人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。300人を上回るのは2日ぶり。また、60～90代の男女10人が亡くなったことも発表した。1日あたりの死者数が10人以上となるのは2日連続。府内の感染者は延べ2万5486人、死者は計431人になった。
入院中の重症患者は過去最多に並ぶ158人。同日から府が整備した臨時施設「大阪コロナ重症センター」の運用が始まり、確保している重症病床が30床増えて236床になったため、使用率は66・9%と8日ぶりに70%を下回った。すぐに患者を受け入れられる重症病床は196床で、使用率は80・6%。
大阪府東大阪市の阪本病院で36人の感染が新たに判明し、これまでに確認された人も含めて感染者は入院患者と職員の計46人になった。大阪市内では高齢者施設2カ所でクラスター（感染者集団）の発生が判明した。
府によると、堺市の大精協看護専門学校でも府内在住の学生4人の感染が確認された。一方、同校は15日午後4時までに学生10人の感染が確認されたと発表している。
