「日本海側に寒気、大雪のおそれ 気象庁が警戒呼びかけ」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/12/15 20:54)から。

 西日本は15日、日本海側を中心に雪が降り、滋賀県長浜市で市街地が一面雪に覆われるなど平野部でも積雪を観測した。気象庁によると、17日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に強い寒気が入り込み、山間部だけでなく平野部でも大雪のおそれがあるという。

 積雪は15日午後8時の時点で、鳥取県大山町の大山で58センチ、兵庫県香美町の兎和野高原で55センチに達しているほか、滋賀県米原市富山市では、いずれも11センチとなっている。

 降雪量は多いところで、16日午後6時までの24時間に、北陸で100センチに上り、近畿で70センチ、中国でも40センチと予想されている。17日午後6時までの24時間にはさらに、北陸で70~100センチ、近畿で50~70センチ、中国で40~60センチになる見込みだ。

 大阪管区気象台によると、今回の寒気は15日夜と16日夜、2回のピークがある。その間も雪が降り続く見込みで、予想より降雪量が増えれば、近畿地方にも大雪警報を発表する可能性もあるという。

 同気象台の担当者は「積雪や路面凍結によるスリップなどの事故に注意が必要だ。ビニールハウスやカーポート、老朽化している建築物は倒壊のおそれがあり、近寄らないようにしてほしい」と話している。(千種辰弥)