以下、朝日新聞デジタル版(2020/12/24 20:08)から。
安倍晋三前首相が24日午後6時から、「桜を見る会」前日の夕食会の問題をめぐって国会内で記者会見を開いています。タイムラインで速報します。
19:00
会見終わり、一礼
安倍晋三前首相の記者会見が終わった。安倍氏は、マスクを着け、一礼をして部屋を出た。19:00
再調査「私が命じる立場にない」
安倍晋三前首相は記者会見で、桜を見る会の再調査について問われると、「行政府の長ではございませんから、再調査を命じる立場にございません」と述べたうえで、「そもそも私が再調査を命じる立場にない」と強調した。19:00
「忸怩たる思い」
安倍晋三前首相は「事務所の確認が不十分だったのではないか」と問われ、「十分だったかどうかについては、私も忸怩(じくじ)たる思いがある」と述べた。安倍氏は「私の確認の仕方が『5千円で全て賄っていたんだね?』という確認の仕方だったので、(秘書)本人は『そうです』と答えてしまった。5千円で賄えていないことを前提にただしていれば、そうでなかったかもしれないという思いはある」と語った。
18:50
「菅総理にも申し訳ない」
西日本新聞の記者は「菅義偉首相も官房長官時代、結果的に事実と違う答弁をしていた。菅さんに対してどういう気持ちを持っているか」と問うた。これに対し、安倍晋三前首相は「当時の菅官房長官も、私が事務所から聞いたことを前提に答えるしかなかった。結果として、(事実と)違う答弁をすることに至ったことについて、菅総理にも申し訳ないと思っている」と述べた。18:50
会費「ホテル側と私の担当者が交渉」
「桜を見る会」の前日の夕食会の会費を5千円とすることを誰が決めたのかを問われ、安倍晋三前首相は「ホテル側と、私の担当者との交渉で、飲食費については『5千円でお願いします』ということでおこなっていた。だから領収書に飲食代と書いて、5千円の領収書をホテルから発行してもらった」と説明した。18:45
派閥への復帰「考えていない」
安倍晋三前首相は記者会見で、略式起訴された事務所の公設第1秘書が今後事務所に残るかについて問われると、「本人も厳しく反省をしているところで今後をどうするかということについては、本人も当分謹慎していきたいというふうに考えているということだ」と述べるにとどめた。また出身派閥の復帰について問われると、「総理を辞職してまだ日が浅い中で復帰ということについては考えていない。こうした問題もございますので、今のところ復帰は考えていない」と否定した。
18:45
支持率への影響「お答えしようがない」
安倍晋三前首相は、今回の事件が内閣支持率に与える影響を問われ、「どのような影響を与えるか、私はお答えのしようがない」と述べた。そのうえで「政治に対する信頼、我が党に対する信頼について、回復すべく努力していきたい」と語った。18:35
「何かあれば質問していただきたい」
京都新聞の記者は「(自民党の取材を担当する)平河クラブの加盟社で、ある程度限られた人数に絞っている。コロナ禍という事情があるにせよ、当時の現職総理大臣の国会答弁に関わる極めて重い内容の会見だ。もっと広い部屋で、より開かれた会見であっていい」と述べ、記者会見の形式に疑問を呈した。これに対し安倍晋三前首相は「あえてこういう会見ということでなくて、今回会見を開いて、出来る限りご質問に答えさせていただきたい。何か質問があれば質問していただきたい」と返した。
(後略)