以下、朝日新聞デジタル版(2021/6/16 8:30)から。
東大生の「官僚離れ」が止まらない。中央省庁の幹部候補になる国家公務員総合職試験の合格者のうち、昨年の東大出身者は249人で過去最低。2015年度の459人から200人以上減った。今年度の合格者の発表は今月21日。いまの東大生の目に、「霞が関」はどう映るのか。
「就職を本格的に考え始めたとき、官僚は『ないな』と思ったんです」
そう話すのは東大4年の山田碩人(ひろと)さん(21)。
1年余り前、別の話題で取材をしたとき、まだ2年生だった彼は「将来は官僚も考えている」と語っていた。
疲れ切った先輩の顔
しかし、就活で彼が選び、内定を得たのは外資系コンサルティング企業だった。(後略)
(根岸拓朗)