「東京五輪反対署名ついに45万筆突破! 宇都宮健児氏「決断すべき時だ」」

以下、東スポWeb(7/11(日) 19:19)より。

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 元日弁連会長の宇都宮健児弁護士(74)がオンライン署名サイト「Change.org」で呼びかけている東京五輪パラリンピックの中止を求める署名が11日、45万筆を突破した。

 宇都宮氏はキャンペーン「人々の命と暮らしを守るために、東京五輪の開催中止を求めます」を5月5日正午に開始。すると24時間で5万筆を突破し、約4日(98時間51分)で30万筆を超えるという猛烈なペースで、この日の午後6時45分過ぎに45万筆となった。

 同氏は10日に自身のツイッターで「東京五輪は東京、神奈川、千葉、埼玉の無観客に続き、北海道、福島も無観客で開催されることになった。『復興五輪』『新型コロナに人類が打ち勝った証としての五輪』という大義も失われた」と強調。

 そのうえで「このまま開催すれば、新型コロナのさらなる感染拡大の危険性だけが増すことになる」とし、「五輪中止を決断すべき時だ」と改めて訴えている。

 不穏な空気はすでに漂っている。

 ウガンダ選手団から2人の新型コロナ陽性者が出たのは知られているが、9日にはリトアニア代表の競泳男性選手1人、イスラエル選手団から1人の陽性者が判明。

 東京都の新規感染者数は11日に614人に上り、22日連続で前週の同じ曜日を上回った。9日時点の実効再生産数は1・19と感染拡大傾向は鮮明だ。

 政府は12日から東京都に4度目の緊急事態宣言を発出するが、開催ありきのまま、23日の開幕を迎えようとしている。